CEFRやJFスタンダードを参考にして、教材を開発した事例を紹介します
菊岡由夏・山本実佳・須摩亜由子・西島阿弥子・山岸愛美・湯本かほり(2024)「JF日本語教育スタンダードを活用した生活者向けダイアローグ教材の開発と活用 -「Learn Japanese from the News」の関連コンテンツとして」『国際交流基金日本語教育論集』20 pp.37-49
レポート
「Learn Japanese from the News」の関連コンテンツとして作成されたダイアローグ教材の開発と活用方法の提案について述べられています。
https://jpf.repo.nii.ac.jp/records/2000334
菊岡由夏・石山友之・本田雅美(2024)「ストラテジーで学ぶ日本語学習番組「ひきだすにほんご Activate Your Japanese!」の開発とその反響」『国際交流基金日本語教育論集』20 pp.19-35.
論文
「ひきだすにほんご Activate Your Japanese!」について、メインコーナー「スアン日本へ行く!」を中心に、その開発の背景と設計、活用を通して得られた反響について述べられています。
https://jpf.repo.nii.ac.jp/records/2000333
藤長かおる・伊藤由希子・湯本かほり・岩本雅子・羽吹幸・磯村一弘(2022)「生活場面での課題遂行を目標とした著作権フリー教材『いろどり 生活の日本語』の開発」『国際交流基金日本語教育紀要』18 pp.33-48.
論文
JFスタンダード準拠教材の日本語コースブック『いろどり 生活の日本語』の開発過程と影響について述べられています。
https://jpf.repo.nii.ac.jp/records/847
白岩麻奈・平川奈津子・浅野目志乃(2021)「JF Can-doを用いた『文化初級日本語Ⅰ・Ⅱテキスト改訂版』の分析と課題」『文化外国語専門学校紀要 』33 pp.1-29
論文
1980年代の初版から改訂を続けて使われている『文化初級日本語』のシラバスを「JF Can-do一覧」と照合することにより、客観的な指標による教科書のレベルと、この教科書で達成できるCan-doと不足しているCan-doを明らかにする試みです。独自のCan-doを追加した「文化初級日本語Ⅰ・Ⅱ Can-do一覧」も、資料として提供されています。
https://bunka.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=2012
篠崎摂子・大舩ちさと(2019)「B2とはどんなレベルか―教育実践に向けたCEFR B2 Can-doの質的分析―」『第23回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム 報告・発表論文集』pp.375-385
発表・要旨
JFS準拠のB2レベル教材開発のために行った調査・分析に関する報告です。B2レベルのCEFR Can-doの質的な分析を通して、B2レベルの特徴を明らかにし、「B2レベルの学習者が身につけるべき要素」を提案しています。
口頭発表
大舩 ちさと (2018)「JFS B2教材を公開しました!」 『日本語教育通信 日本語教育ニュース』
レポート
B2レベルの特徴や「みんなの教材サイト」で公開中の「JFS B2教材」について解説しています。
日本語教育通信 日本語教育ニュース
篠崎摂子(2018)「B2レベルの文章表現能力の養成について」 『第5回カーディフ応用言語学と日本語教育実践のためのシンポジウム』
発表・要旨
「みんなの教材サイト」で公開しているJFS B2教材「④『場に合った文章』に挑戦!」を例に、B2レベルの文章表現能力を養成するための教材設計と学習デザインについて報告しています。
発表資料
伊藤由希子(2018)「「みんなの教材サイト」全面リニューアル!」『日本語教育通信 日本語教育ニュース』
レポート
新しくなった「みんなの教材サイト」を紹介した記事です。Can-doで目標設定した素材が増え、Can-doと素材のリンク付けが可能になったことを解説しています。
日本語教育通信 日本語教育ニュース
上原由美子(2017)「JF日本語教育スタンダードに準拠した読解教材「A1活動集(読解)」と「A2活動集(読解)」」『日本語教育通信 日本語教育ニュース』
レポート
「みんなの教材サイト」で提供している、JFスタンダードに基づく読解教材の紹介記事です。「A1活動集(読解)」と「A2活動集(読解)」は、現在「JFS 読解活動集」という名前で提供されています。
日本語教育通信 日本語教育ニュース
大舩ちさと・篠﨑摂子・清水まさ子(2017)「B2(上級)レベルの課題遂行をめざした教材開発―新たな教材像模索の試み―」『2017年度日本語教育学会秋季大会予稿集』pp.402-407
発表・要旨
課題遂行型のB2レベルの教材について、開発の理念や過程、特徴について報告しています。
ポスターPDF
伊藤由希子・上原由美子・長坂水晶(2018)「教師向け素材提供型サイトにおける課題遂行型授業実践への支援―「みんなの教材サイト」再構築での試み―」『2018 年度日本語教育学会春季大会予稿集』pp.207-212
発表・要旨
「みんなの教材サイト」の再構築で実施した内容のうち、 (1)課題遂行型素材と情報の拡充、(2) Can-do の活用を促す機能の設定について報告しています。
ポスターPDF
ラクトマナナ スルフニアイナ アンビニンツア(2017)「JF日本語教育スタンダードを活用した観光ガイド育成のための日本語教科書開発 -マダガスカル アンタナナリボ大学日本語コースの実践- 」『日本語教育通信 日本語教育レポート』第34回
レポート
JFスタンダードを活用して、観光ガイド育成用の日本語教科書を開発した事例です。
この教科書は、日本語国際センター図書館で見ることができます。
日本語教育通信 日本語教育レポート